予防歯科

歯周病はどうしておこるのでしょうか

歯周病は、以前は歯槽膿漏(しそうのうろう)といわれていました。しかし、この歯槽膿漏ということばは、「歯槽(歯ぐき)から膿(うみ)が漏れる」といった症状を意味するもので、教科書的な正しい病名は辺緑性歯周炎といいます。
歯周病になると歯ぐきがぐらつき、歯ぐきから膿がでてきます。そうしたぐらついた歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。また、1本の歯にとどまらず、口のなか全体に広がっていきます。

歯石は細菌のかたまりです。

歯石の中に潜む細菌が出す毒素によって
あなたの歯肉は確実に退縮していきます。

歯槽膿漏の進行過程

歯肉(歯ぐき)が赤く腫れ上がりリンゴなどをかじったりすると出血します。

ポケット(歯肉と歯の間のすき間)が広くなり、そこから出血したりして口臭を感じる場合があります。

ポケットでの炎症が慢性化、歯根膜、歯槽骨が先端部より口臭もあり歯が浮いた感じがします。
強くかむと痛みを伴い、歯がぐらついてきます。

歯根を支えている歯槽骨がほとんど溶け出してしまいます。歯根が露出し、歯のぐらつきがひどくなります。硬いものは食べられません。

以前は、ゆれだした歯はほとんどが抜歯されていました。最近では、歯ぐきのぐらつきがひどくても食べ物が食べられないような歯についても、歯を抜かずに直す方法が報告されています。
例えば、溶けてなくなった歯の周りの骨の代わりに新しい材料を使って骨を再生しようとするものなどです。

歯周病には虫歯のような激しい痛みがないので、気づかないうちに(ある日突然)、歯が揺れてくることもあるので、定期的に検診を受けることが大変重要であると思います。

歯周病に有効な歯の磨き方

バス法

歯ブラシを45度の角度で歯肉に当てる

そのまま押し当てながら、歯肉のふちの方に滑らす

そのままの位置で、
歯ブラシを小刻みに(2mm幅くらい)振動させる

歯ブラシを回転させる